構築中に何をすればよいのかわからなくなったり、この設定はなんなんだろうと思って作業が止まることがあったので今後のために記録しておきます。同じ構成でブログを構築する方の手助けになれば幸いです。
この記事は2025/8/3に執筆されました。
各サービスのアップデートなどで画面表示が変わる可能性があることにご注意ください。
XServerのサーバーパネルは新デザインを利用しています。
Cloudflareで独自ドメインを取得
Cloudflareにログインし、左のメニューからドメイン登録 > ドメインの登録をクリック。
検索欄が表示されるのでほしいドメイン名(このサイトならrabbit34)を入力して検索するをクリック。
すると、取得可能なドメインのリストが表示されるのでお好みのドメインを選択して購入したら完了です。
アカウントの管理 > 請求から支払い情報を見ることができます。
ステータスがPaidになっていれば問題ないでしょう。
XServerでレンタルサーバを契約
XServer レンタルサーバーにアクセスし、右上のログイン > XServerアカウントからログインします。
左のメニューからサーバーお申し込みをクリックし、必要な情報を入力してサーバを契約します。
- サーバーID:お好みのもの
- プラン:お好みのもの
- WordPressクイックスタート:WordPressクイックスタートを利用するのチェックを外す
- 私はデフォルトのままです。
- スタンダードを選びました。
- クイックスタートだとドメインをXServerで取得する必要がありそうだったので使いませんでした。
XServerのトップページ上部メニューの料金支払いをクリックし、左のメニューのお支払い履歴/受領書発行から支払い情報を見ることができます。
XServerに独自ドメインの追加
XServerのサーバーパネルにアクセスし、左のメニューからドメイン > ドメイン設定をクリック。
+ドメインを追加ボタンをクリックし、必要な情報を入力してドメインを追加します。
- ドメイン名:Cloudflareで取得したものを入力
- 無料独自SSL:利用する(推奨)のチェックを外す
- メモ:空欄で問題ありません
2 後で設定をしたいのでここではチェックを外しておきます。
反映されるまでに少し時間がかかるので、設定状況が正常になるまで気長に待ちましょう。
CloudflareのDNS設定を変更
DNS設定
Cloudflareにログインし、トップページから取得したドメイン名をクリック。
左のメニューからDNS > レコードをクリック。
+レコードの追加ボタンをクリックし、レコードを追加します。
今回追加するレコードは、AレコードとCNAMEレコードの2つです。
プロキシがONになっているとDNSの設定確認が難しくなるため、一時的にOFFにしています。
AレコードのIPv4アドレスにはレンタルサーバのIPアドレスを入力します。
確認方法は、XServerのサーバーパネルにアクセスし、左メニューのパネルトップをクリック。
サーバー情報の欄にIPアドレスxxx.xxx.xxx.xxxが表示されているので、この値をコピーしてください。
タイプ | 名前 | ターゲット | IPv4アドレス/プロキシステータス | TTL |
A | @ | xxx.xxx.xxx.xxx | OFF(DNSのみ) | 自動 |
CNAME | www | @ | OFF(DNSのみ) | 自動 |
@と入力するとルートドメイン(たとえばrabbit34.org)が自動で指定されます。
DNS設定の確認
nslookup(dig)テスト【DNSサーバ接続確認】にアクセスして、ホスト名(FQDN)を指定してくださいの所にドメイン名を入力し、nslookup実行をクリックします。
正常に設定ができていれば下記のように結果が出力されます。
Aレコード
Server: (当社Dnsサーバ)
Address: xxx.xxx.xxx.xxx#xx
Non-authoritative answer:
Name: ドメイン名
Address: XServerのIPアドレス
CNAMEレコード
Server: (当社Dnsサーバ)
Address: xxx.xxx.xxx.xxx#xx
Non-authoritative answer:
Name: ドメイン名
Address: XServerのIPアドレス
Aliases: www.ドメイン名
設定の反映に時間がかかることもある(数時間から1日程度)ので、期待どおりの結果にならない場合は時間をあけて再度確認してみましょう。
DNS設定完了後
設定がすべて完了したらAレコードとCNAMEレコードのプロキシ設定をONに変更しておきましょう。
設定をONにするとドメインにアクセスする際にXServerへ直接アクセスするのではなくCloudflareのネットワークを経由してXServerにアクセスするようになります。OFFの場合はXServerへの直接アクセスになります。
CloudflareのWAFやDDoS攻撃防御などの機能を利用したい場合はプロキシをONにする必要があります。
分からなければONにしておけばよいでしょう。
WordPressのインストール
XServerのサーバーパネルにアクセスし、左のメニューからWordPress > WordPress簡単インストールをクリック。
+WordPressを追加をクリックし、必要な情報を入力してインストールします。
設定項目が多いため、変更する必要のない項目については省略します。
- 対象ドメイン:上記で追加したドメインを選択
- ブログ名:作成するブログ名です
- ユーザー名:ブログ管理者のユーザー名
- パスワード:ブログ管理者のパスワード
- メールアドレス:ブログ管理者のメールアドレス
2-5 変えたくなったらあとから変更も可能です。
インストール完了後、リンクにアクセスするとワードプレスにアクセスできるようになっています。
終わりに
思ったより長くなりそうなので、パートを分けることにしました。Part2ではSSL/TLSの設定と有料テーマの購入から適用方法までを解説しようと思います。
ブログを書くこと自体慣れておらず、このくらいの記事でもかなり時間がかかってしまいました。
効率よく、かつ見やすい記事を書く方法を模索していこうと思います。
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